昔の人は、寝る前に飲む水のことを「宝水」と呼んでいました。睡眠前に飲む水は、健康によく、いい睡眠をとるうえで重要であることを、昔から経験としてわかっていたのです。
人は睡眠中には、汗腺の働きが活発になり、コップ1~2杯分の汗をかくといわれています。
汗をかくことで体温を下げ、そのおかげで深い眠りを得ることができているのです。
一方、それだけ汗をかくということは、体内の水分量が減って脱水症状のような状態になっています。ここ最近の猛暑の夜でも気温が30℃より下がらない日が続くと、睡眠中に熱中症になる方がけっこういます。
就寝中に脱水状態になると、熟睡が妨げられたり、寝起きに体調不良を感じたりするおそれがあります。
ですから、就寝前にコップ1杯の水を補給して、睡眠中に脱水状態になるのを防ぐことが大切です。
さらには枕元にペットボトルに水を入れてトイレに起きたら飲む習慣も大切だと思います。
眠る前に白湯をとるとトイレに起きてしまい寝不足になる・・・そんな話をよく耳にしますが、夜中の熱中症や足のつりや寝不足にもやはり水分はとった方が良さそうです!!
naruse mituaki