「患者がひっくり返ってる⁉︎」─コロナ禍のアメリカの病院で広まる“不思議な光景” | コロナ患者を救うかもしれない「超ローテクな方法」
先日のネットのニュースでこんな見出しが出ていました。
以下ニューヨークタイムズ記事
コロナ禍のいま、珍しい光景がアメリカの病院で広まっている──患者たちが「うつ伏せ」で寝ているのだ。
ふつう、入院患者は仰向けでベッドに横たわる。仰向けは、医療スタッフが患者の世話をしやすく、患者自身も周りを見ることができる姿勢だ。
しかし、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の患者には、肺に異常を来すケースが多く見られる。ウイルスによって肺が炎症を起こしたり、肺の中に水分が異常に溜まってしまうことで、呼吸が苦しくなってしまうのだ。
ニューヨークのアルベルト・アインシュタイン医学校で、呼吸器学と救急医療学のチーフを務めるミシェル・ン・ゴン医師がニューヨークタイムズに語ったところによると、患者が仰向けで寝た場合、心臓が肺の上にのり、肺をさらに圧迫してしまうという。
そこで期待されているのが、患者をうつ伏せにする「プロニング」と呼ばれる方法だ。うつ伏せになることで、肺にかかる心臓や肺そのもの重さが減少し、より多くの肺胞が機能できるようになる。呼吸に支障のある患者が、うつ伏せの姿勢をとることで、より楽に呼吸できるようになるのだ。
以上抜粋
うつ伏せ寝は日本では以前、聖路加国際病院の故日野原重明先生が推奨してました。
無呼吸症候群のかたや糖尿病の方や他様々な病気の対処にうつ伏せ寝を推奨していたようです。
うつぶせ寝を実践してわかるのですが、結構ヨダレが出て枕が汚れます。でもそれが寝ている間に菌を排出して肺炎を防いでくれるようです。
コロナの患者さんだけでなく普通の方も試してみると朝の目覚めが、いつもよりスッキリするかもしれません。
naruse m