コロナ禍でますます自分の免疫力が大切になってきています。
1994年、大阪の『なんばグランド花月』においてがん患者を 対象に笑いの実験を行いました。
吉本新喜劇を観る前と観た後 に被験者の血液を採り、血中のNK細胞(ナチュラル・キラー 細胞)の活性度合を調べました。NK細胞とは、ウィルスやが ん細胞を攻撃する免疫細胞で、この活性度合が低いとがんにか かりやすくなります。
吉本新喜劇を観た後では、 NK細胞の活性度合が低 かった人は活性度が標準範 囲まで上昇しました。
笑いが健康に関係しているというトレンドを作った有名な実験です。
しかし…
いつも笑顔を心がけたいものですが、実際には辛い、悲しい、
腹が立つ…などなかなか笑ってばかりもいられません。
そんなときには「作り笑い」だけでもしてみましょう。
笑顔を作るために表情筋が動くと、その情報が脳に伝わって、脳は「自分は笑っている」と勘違いし、幸せホルモンが分泌されたり、ストレスホルモンが減少するそうです。
ためしに、口角をギュッと引き上げてみてくだい。
笑顔が形づくられれば、自然と楽しい感情が湧いてきて次第に本物の笑いになっていきます。
笑う門には福来るです!
naruse m