- 自社商品の品質と価格ポイントは?
- 商品はどんな問題を解決するか? またはどんな気分を消費者に与えるか?
- 競合の商品との違いは?
足を揉む道具は山ほど世に出回っています。しかしながら自分が足揉みを毎日実践する中で、満 足のできるものはありませんでした。世の中に出回っている物をとことん試しましたが、どれ も、本当に足揉みを実践している人が作ったものとは思えません。
足揉みの先生が制作した既存の商品も、20~30年前から変わっていません。反射区理論は進 化しているにもかかわらず、道具はそのままなのです。日本に足揉み健康法のブームが起きたのは 約35年程前です。その時にTVなどで取り上げられて急速に認知度が上がっていきました。 足揉みを初めて行う人が、大量に発生しました。そしてその時から日本には無かった大型のプラ スチック製のフットマットが大量生産されて来ました。今でも初心者には十分事足りる商品では あります。
汎用性が高く、多くの人に勧められる商品ではありますが、効果が限定的でした。より高い効果 を求める人たちにとっては物足りないものになっていました。 そこで・・
「毎日足揉みを実践している人が、満足できるものをつくりたい」そんな思いで開発しました。
フムンダのこだわり
:材質のこだわり。
「加子母ヒノキ」の使用
岐阜県中津川市の加子母(かしも)地域では、東濃ひのきと呼ばれる優良木材を生産している。 「加子母ひのき」は岐阜県の東濃地方で栽培される東濃ひのきの中でも、中津川市加子母地域で 栽培されるひのきのこと。
ひのきの中でも特に香り高く、赤みが多いのが特徴です。また、様々な有名寺社の建材として多く使用されています。
加子母ひのきの山は御杣山(みそまやま)とされ、これは伊勢神宮の御用材となる木が育つ山のことを指します。
伊勢神宮の20年に一度行われる式年遷宮では、神様の御神体を入れる器(御樋代)をつくる為の 木、「御樋代木(みひしろぎ)」として使用され、そしてその木は神様に一番近い木「御神木」 として扱われます。
また名古屋城の本丸御殿の復元にも使用されており、ここに挙げた事例だけでも建材としての質 の良さや、古くから大切に守られて来たことを伺い知ることができると思います。
加子母ひのきの特徴である、赤みの多さ。 これはピンク材とも呼ばれ、ひのきのヤニ(樹脂)が濃い為にピンク色に色づくそう。
ピンク材の特徴は何と言ってもその香り。 香り高く、ひのきの香りが強く感じられます。
そしてもう一つの加子母ひのきの特徴は、木目が均一で年輪が細かいこと。 加子母の土地柄として、寒暖の差が激しく、特に冬はとても寒いという特徴がある。 寒いと木の育ちもゆっくりになり、年輪は細かく密になり、幾年と細かい年輪が繰り返され、均 一な木目と細くて密度の高い丈夫な木が育つ。
均一な木目は美的にも優れ、神社仏閣や住宅などの建材として重宝されてきた。 加子母ひのきは優良材。 目が細かく均一で美しく、そして香り高いピンク材。 安価な木材には持ち得ない価値と特徴をもっているのが加子母ひのきなのだ。