添加物が増え続けた30年、病気も増え続けた30年
この30年、日本の食卓はとても便利になりました。コンビニやスーパーで手軽に食べられる食品があふれています。その背景にあるのが「食品添加物」。
農林水産省・厚生労働省の公開データを見てみると…
- 食品添加物の指定数
1990年:約 700品目
2020年:1500品目以上
👉 約30年で 2倍以上 に増加 - がん患者数(全国がん登録)
1990年:約 50万人
2020年:約 100万人超
👉 約30年で 2倍 - 糖尿病患者数(厚労省・患者調査)
1990年:約 100万人弱
2020年:約 300万人超
👉 約30年で 3倍 - 花粉症・アトピーなどのアレルギー有病率
1990年代:全人口の 1〜2割程度
2020年:4割以上 が何らかのアレルギーを持つ
👉 子どもにも急増 - うつ病など精神疾患で治療を受ける人(厚労省・患者調査)
1990年:約 40万人
2020年:約 120万人超
👉 約30年で 3倍
もちろん、病気が増えた理由は「食べ物だけ」とは言えません。高齢化、生活習慣の変化、診断精度の向上など要因は複雑です。
ですが、同じ30年間に「添加物が急増」し、「病気も急増」しているという事実。この重なりは無視できないと思いませんか?
すぐに全部を避けるのは難しいですが、
- 成分表示を確認する習慣をつける
- 加工度の低い食品を選ぶ
- 家でシンプルに調理する回数を増やす
こうした小さな選択が、将来の自分や家族の健康を守ることにつながるはずです。
「便利さ」と「健康」、そのバランスをどう取るか。少なくとも “注意を払う視点” は必要だと感じます。
naruse m