私たちは普段、自分の身体が元気に動いていることを、つい当たり前だと思ってしまいます。
でも、身体のどこか一つでも不具合が出ると、そのありがたさに気付かされます。
例えば、歯が一本痛いだけ。
たった一本なのに、ご飯を食べても痛い。
美味しいものを食べても心から楽しめない。
夜はズキズキして眠れず、仕事や家事にも集中できません。
また、足の裏に小さな魚の目ができただけでも大変です。
歩くたびに痛いので、無意識にかばって歩くようになります。
すると膝が痛くなり、腰まで違和感が出てくることもあります。
指先を包丁で少し切っただけでもそうです。
ボタンを留める。
お風呂で髪を洗う。
スマホを操作する。
いつも何気なくしていたことが、こんなにもやりにくいのかと驚きます。
目にゴミが入った時もそうですね。
ほんの小さなゴミなのに、気になって何も手につかない。
視界がぼやけるだけで、不安な気持ちになります。
身体はまるで精密機械のようです。
どこか一か所だけ壊れても、全体のバランスが崩れてしまう。
だからこそ、「悪くなったら治す」だけでなく、
「悪くならないように整えておく」ことが大切なのだと思います。
健康とは、特別なことができる状態ではありません。
痛みなく歩けること。
美味しく食べられること。
ぐっすり眠れること。
朝、気持ちよく目覚められること。
そんな何気ない毎日こそが、実はとても幸せなことなのです。
健康で生きているだけで、本当に丸儲け。
私自身、施術を通して多くの方の身体に触れるたび、
「普通に動けることのありがたさ」を感じています。
今、不調がない方も、
ぜひ今の健康を大切にしてください。
身体は壊れてからではなく、
元気なうちに手をかけてあげる。
それが、10年後、20年後の自分への最高の贈り物になると思います。
naruse m

