先日ご縁があり、栗城史多(のぶかず)さんの講演を聞きに行くことができました。エベレストに無酸素・単独登頂に挑戦していることで有名です。2012年のエベレスト登頂の際に9本の指を凍傷により失いました。それでもなおもエベレスト登頂に挑戦しています。
自分自身を信じて夢や目標に突き進む人の言葉は、シンプルながら心に響きます。
ネットなどで彼のことを事前に調べてから講演に行きました。とんでもなく無謀なことばかりしている方なので、もっと野性味溢れる豪快なイメージをおもっていましたが、実際は話し方もとても柔らかです。身体も小柄ながら芯がしっかりとした感じでした。
山についてはさっぱり素人なのでよくわからないですが、山に登るための準備、登山途中、登頂し、その後の気持ち・・・それらの話はビジネスマンから学生、主婦すべてのひとに通ずる話です。
目標に向かうための準備の段階で周りの人の否定的な意見、歩みだしてからも沢山の誘惑、目標を達成後の脱力感・・それらをどのようにして回避していくのか。
だれもが自分のなかの道を歩いています。
山あり谷ありで時々休みながら歩いていますが、今回は命がけの道を歩んでいる人の話が聞けたことはとても参考になりました。
naruse mituaki