「人工 甘味 料は 安全ではないかも しれない」 ことが 腸内細菌叢に 与える影響を 調べた 研究で 指摘される
ロウ氏は「アスパルテームやスクラロースなどが、がん、肝不全、てんかん、自閉症など、想像しうるあらゆる悪いことの流行を引き起こしているという主張に何度出くわしたか分かりません。これらの主張には実際の証拠はなく、反対の証拠もたくさんあります」と述べつつも、2022年9月に発表された1つの研究を紹介しています。
イスラエル・ワイツマン科学研究所のジョサム・スエズ氏らが行った研究では、120人の被験者をグループに分け、アスパルテーム、スクラロース、サッカリン、またはステビアという人工甘味料にブドウ糖を混ぜたものを与え、これらのグループと「ブドウ糖のみを与えたグループ」と「甘味料を全く与えなかったグループ」を用意しました。
上記物質を14日間にわたり継続的に摂取させた調査の結果、甘味料を与えたグループは腸内細菌叢に有意な変化が見られ、サッカリンを与えたグループとスクラロースを与えたグループに見られた血糖値反応と相関していることが分かったとのこと。
人工甘味料が腸内細菌叢を変化させるという今回の研究結果について、ロウ氏は「甘味料は4種類とも腸内細菌叢を著しく変化させ、さらにその影響を予測することは困難でした。この研究は、一般的に摂取されている甘味料が、これまで考えられていたような『ヒトにおいて生理的不活性』なものではない可能性があることを示唆しています」と述べました。
以上
腸内細菌の重要性は今では健康には欠かせないとの認識になっています。
人工甘味料もウツなどを引き起こすなどなどいろいろ聞くこともありました。
今回の記事で腸内細菌叢に影響を与える可能性の記事は初めてです。
世の中いろいろな商品が発売されています。
乳酸菌飲料など腸内を意識しながらも、甘さは人工甘味料が使われている商品が多数思い浮かびます。
人工甘味料が腸内細菌叢に悪影響を与えるのであれば、いろいろな商品は腸内を健康にしたいのかしたくないのか、分からなくなりますね〜
参考になる記事でした。
naruse m