以前から、裁判所の傍聴をしてみたいと
思っていたのですが、機会があり、
名古屋地方裁判所に行ってきました。
入口で荷物検査をしてから入場します。
テーブルの上に、今日の裁判の予定が載って
いるファイルがあり、何階の法廷で、
何の裁判が行われるかを見ます。
自分の傍聴したい裁判のフロアに移動して
法廷の前で行ったら、年配の男性が数人
待っていました。会話が聞こえてきましたが
傍聴するのが大好きな方達でした。
いろいろなファンがいらっしゃるんですね。
時間になり小法廷に入ると、ドラマで見てた
感じより小さくて、狭いです。
傍聴席は20人で、すぐに満席になりました。
私は、たまたま真ん中の前の席で、
すぐ目の前に被告人が立って話す席が
あります。
裁判長、検察、弁護士、被告人と警護の人が
2人入ってきました。被告人は手錠をされ、
拘束するベストみたいなものを着ていました。
ドラマ、映画ではよく見るシーンですが、
本物は違いますね〜
向かいあうように、検察官が座りましたが
意外だったのは裁判に必要な資料を、風呂敷に
包んでました。ビジネスの場で風呂敷を
見たことなかったですが、風呂敷もいいなあ
と思いました。
最初の裁判は、判決の言い渡しで5分で終わり
でした。もう一つは、検察、弁護士が
被告人に質問して、最後に検察が求刑して
いました。被告人は、私のすぐ目の前に
立ってましたが、見た感じ、いかにも犯罪を
犯しそうな感じではないですね。
普通な感じです。街ですれ違っても何も
感じない人達でした。
個人的には法廷の雰囲気、傍聴は
1回経験したらいいかなと思いましたが、
良い経験でした。
できたら学生時代、三権分立など社会の勉強を
している頃に、裁判所の見学をしたら良いかな
と思いました。
加藤享祐