久しぶりに映画をみたいと思い
でかけました
「草笛光子さん生誕90年記念」
で主演をつとめた
「90歳。何がめでたい」
だんだん年齢に敏感に反応するお年頃
「10年後、20年後・・・はたして? 生きてるか?」
どんな風になってるか
どんな風に生きているか
今からどうしていくか
先輩方には興味がわきます
小説家 佐藤愛子さんのエッセイが題材です
1923年生まれ
私の40年先輩・・・・
現在100歳?
88歳で一旦 断筆したのですが
90歳で出したエッセイが
『90際。何がめでたい』
冒頭に
「なにもかもめんどくさいの!
もうあの世にいきたいの!」
みたいな感じで始まります
(この頃よく聞くセリフだなあ・・・)
しつこい編集者に負けて
執筆をはじめたんだけど
最初は書けません
しばらくにらめっこの日々
やっぱりしばし行動にでる時は
トレーニング時間が必要です
その日その日思ったことを
書きはじめればどんどん筆が進みだす
そして 元気になっていく
(そして佐藤愛子さんを演じるのが
草笛光子さん
80代後半でも
ヒールをはいてステップをふんでいました
派手な服でも着こなし
おきれいです
お二人とも
近藤、 憧れます・・・)
コメディとちょっとほろっとしながら
最後にベストセラーの会見のシーンで
言いました
「もうのんびりしようと思って断筆
したんだけど うるさい編集者のせいで
書くことになっっちゃって・・・
でも 90になってわかったのは
のんびりしちゃだめだってことね!」
だそうです
90になって
「のんびりしちゃだめだってわかった」
すごい言葉です
60なんて・・・ひよっこ
なんであれ 生きてる限りは現役で
いたいですね
そこへ向かいたいです
近藤 ユミコ