誰かに勝たなくても
昨日の自分を越えられなくても
人生時間で考えたらたいしたことない
今やることを続けるのみ・・・
事故で左半身麻痺になった
20代の女の子の言葉です
一生車椅子だと言われてから4年が経つそうです
「もう歩けません」という宣告
でもあきらめることができず
歩きたい一心で激痛のリハビリを続けています
動きの範囲を狭くした筋肉に
「お前の可動範囲はもっとひろいんだぞ」
と教えていくことは とても痛みをともないます
ゆっくりと痛みに向かって動かして
じっくりと痛みにたえて
体に「動き」を教えていく
これをひたすら続ける
相当辛いと思います
こんな体はもう人と比べられない
誰かに勝たなくても
昨日の自分を越えられなくても
それでも続けて
4年後の彼女は今
杖をついて歩いている
速くなってる
杖を使っていても
一人で行動できる
「〜〜なりたい」
という思いは体を変えます
近藤 ユミコ