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力士の強さの秘密

名古屋場所が現在行われていますが、いつも相撲の取り組みを見ながら職業柄か足に注目しています。

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力士の強さと足は、相撲のパフォーマンスにおいて非常に深い関係があります。
力士の強さを支える「足」
相撲というと、体の大きさや腕力に目が行きがちですが、実は「足」こそが勝敗を左右する大きなカギです。土俵際で踏ん張る力、立ち合いで相手を押し込む瞬発力、そして相手の力を受けても残れるバランス感覚…。そのすべての源は、しっかりと鍛えられた足腰にあります。
特に有名な話として、「足が速い力士は強い」というジンクスがあります。有名力士の千代の富士や小錦も、圧倒的な瞬発力と速さを武器に活躍しました。彼らは立ち合いの速さや反応の鋭さで相手を圧倒し、その結果、強さにつながっていたのです。
相撲の研究によれば、「出足」のパワーや「当たり」の強さ、体重のそれぞれが競技力に独立して関係しています。つまり、たとえ体が大きくなくても、「足の力」があれば一流の力士になることができるということ。

さらに興味深いのは、「足の握力」も重要視されている点です。力士の足指は、一般男性の3倍もの握力があるとも言われており、この力で土俵をしっかり掴むことができます。

これが、土俵際で体勢を崩されそうになっても粘り強く残れる秘密のひとつです。

力士の強さは、見た目の体格や腕力だけでなく、実は「足の力」「瞬発力」「足の握力」こそがその根幹を支えています。

日々の厳しい稽古とリハビリを経て鍛えられた足が、あの迫力ある相撲を支えているのです。

 

 

今場所も残りわずかですが相撲中継を見るとき、ぜひ力士たちの足に注目してみてください。きっと新たな発見があるはずです♪

 

 

 

naruse m

投稿日:2025.07.28|カテゴリー:NEWS,雑記

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