まだ五月・・・もう五月も終わろうとしてますが、健康工房ではエアコンに頼るぐらい暑くなってきました。
エアコンを入れていても、足揉みをしていると汗でシャツがベタベタになります。
このベタベタは汗の中に塩分が含まれているからです。
水分だけでなく塩分も含まれており、この両方が失われることで脱水症に。脱水症を放っておくと、熱中症、熱射病へと症状が移行していきます。
●脱水症
水と電解質(塩分が水に溶けると電解質になります)で構成される体液が汗で失われ、その補給ができていない場合に生じます。脱水症になると、血液の量が減り、血圧が低下。必要な栄養素が体に行き渡らなくなり、不要な老廃物を排泄する力も低下します。また、食欲不振などの原因にもなります。さらに、骨や筋肉から電解質が失われることで、脚がつったり、しびれが起こることもあります。脱水症が、熱中症のさまざまな症状を誘発します。
●熱中症
熱中症とは気温の高い環境で生じる健康障害の総称です。体内の水分や塩分などのバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなり、体温上昇、めまい、倦怠感、けいれんや意識障害などの症状が起こります。
これから暑くなってきても足揉みをしっかりして白湯を取り、塩分(自然塩)を微量とることが大切な季節になってきました。
naruse mituaki